長崎駅構内でつながった新幹線のレール=長崎市尾上町(鉄道・運輸機構提供)

 鉄道・運輸機構は、九州新幹線長崎ルートの最後のレール敷設工事が長崎市の長崎駅構内で完了し、武雄市の武雄温泉駅と1本のレールでつながったと6日に発表した。

 敷設工事は4日に行われた。今後は2022年秋の暫定開業に向けて駅舎の建設工事や、新幹線の走行に必要な電力を供給する電気設備工事などを進める。線路が安全に走行できることを確認する検査も、工事と並行して順次実施する。

 機構はレール敷設の完了を記念し、長崎駅構内でセレモニーを開く予定だったが、長崎県が新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置の対象になっていたため見送った。

 長崎ルート武雄温泉-長崎はフル規格区間で、総延長は約67キロ。佐賀県内では武雄温泉駅と嬉野市の嬉野温泉駅に停車する。武雄市は6月にPR動画をインターネットで公開、嬉野温泉駅には8月中旬に駅名板が取り付けられるなど、開業に向けての機運づくりが進んでいる。(澤登滋)

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