任期満了に伴う多久市長選は5日に投開票される。現職の横尾俊彦候補(65)=北多久町、6期=と、新人で農業の弥富博幸候補(67)=福岡市中央区=、元派遣社員の副島満候補(63)=北多久町=の3人が人口減少や新型コロナウイルスへの対応、6期24年にわたる現市政への評価を巡り、それぞれの主張を展開している。

 

 横尾候補は新型コロナや8月の大雨災害への対応を念頭に「未来に責任のある市政を続ける」と主張。医療や教育環境の充実など25の政策を示して1日20カ所以上で演説し「初当選時の緊張感を忘れず、新しい政策に挑戦する」と訴える。

 弥富候補は市内各地を回り、横尾市政からの脱却を訴える。「市の組織の見直しや公共施設の削減で財源を生み出し、市民の暮らしに役立てる」と強調、企業誘致による雇用の創出などを掲げて「新しい多久をつくる」と呼び掛ける。

 副島候補は選挙カーを使わず、自家用車で移動しながら住宅地などで演説をしている。新型コロナのワクチン接種に関する迅速な情報発信を唱え、小城市と合同で建設する新しい公立病院の建設費の削減に取り組む考えに言及している。

 投票は5日午前7時から午後8時まで市内9カ所で行われ、午後9時から北多久社会体育館で開票する。選挙人名簿登録者数は1日現在で1万5874人(男性7467人、女性8407人)。(谷口大輔)

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 佐賀新聞社のウェブサイトで開票速報をします。

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