山口祥義知事(左)とオンラインで懇談した大迫傑さん=県庁

 東京五輪陸上男子マラソンで6位入賞した大迫傑さん(30)が3日、佐賀県の山口祥義知事とオンラインで懇談した。県と共催で小中学生を対象にしたオンラインの陸上教室を4日に開く大迫さんは「スポーツをやることで生活、人生が豊かになるとみんなに知ってほしい」と意欲的に語った。

 大迫さんは昨年、日本から世界で戦える選手を生み出そうと、「Sugar Elite(シュガーエリート)」と銘打ったプロジェクトを立ち上げた。教室はその一環で、大迫さんが全国を巡回し、子どもたちに体の使い方や目標達成のために必要な考え方などを伝えている。当初は大迫さんが来佐する予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でオンラインでの開催となった。

 山口知事はスポーツの選手育成や裾野の拡大を目指す県の「SAGAスポーツピラミッド(SSP)構想」を紹介し、「(さまざまな取り組みを通し)陸上界を盛り上げる。これからの大迫さんと佐賀県が一緒に旅をしていきたい」と呼び掛けた。大迫さんは「明日は子どもたちに多くのものを持ち帰ってもらいたい。次はリアルで(佐賀に)滞在したい」と応じた。(古川公弥)

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