サッカー・J1サガン鳥栖の金明輝(キン・ミョンヒ)監督(40)が選手らに対して継続的に暴力、暴言などのパワーハラスメント行為に及んでいるとの匿名の告発文書が、日本サッカー協会(JFA)の「暴力等根絶相談窓口」に届いていることが31日、関係者の話で分かった。今後、Jリーグ側がクラブを独自に調査するかどうかなどの対応を協議するとみられる。

 金監督は6月26日の練習中に、1人の選手に対して足払いをして転倒させたとして、クラブからリーグ公式戦3試合の出場資格停止と当面の練習参加を禁止する処分を科された。その後、第三者委員会による選手、スタッフへの事情聴取などを実施。調査の結果、追加処分は必要ないと判断され、8月14日の第24節・浦和戦から再び指揮を執っている。

 関係者によると、文書は今回の処分に至った行為だけではなく、以前からパワハラ行為があったことを指摘。クラブによる調査は不十分とし、より公平な立場からの検証を訴えているという。

 鳥栖の広報担当は「まだJリーグから連絡が来ていない。事実確認を進めた上で、こちらで情報を把握してから対応したい」と話している。(井手一希)

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