記録的な大雨で地滑りの兆候が見られ、避難指示が出された嬉野市の2地区のうち、塩田町大草野南下地区の14世帯39人について、市は9月1日に避難指示を解除する。地盤の状況が落ち着いていることから、帰宅可能とした。嬉野町不動山大舟地区の25世帯65人には、引き続き地盤の伸縮の経過を見るため、避難指示を継続する。

 大雨による避難指示は8月12日に市内全域に発令された。両地区には地滑りの恐れがあるとして避難指示を継続するとともに、伸縮計を設置して地盤の動きを観測。専門家の助言に基づき、南下地区の避難指示解除を決めた。

 両地区の住民は当初、市の避難所や親類宅などに避難していたが、希望者は8月23日から市内の宿泊施設に滞在。大舟地区については宿泊施設への滞在期間を延長する。市は1週間をめどにあらためて住民に地盤の状況などを説明したいとしている。(古賀真理子)

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