政府の方針転換を受け、佐賀県内への供給量が大幅に減らされる新型コロナウイルスワクチンに関し、県は、9月13日から2週間(1クール)の供給量が「若干は改善される」と明らかにした。都道府県の裁量で、ワクチンが不足する市区町村に配れるようにする「調整枠」の上乗せが決まったため。

 政府は米ファイザー製ワクチンの配分について、接種が遅れている都道府県に重点配分する方針を示していた。これを受け、県内への供給量は8月30日からのクールの配分量が28箱になり、前クールの85箱から大幅に減少していた。

 県ワクチン接種調整チームによると、8月30日からのクールには調整枠の上乗せはない。しかし、9月13日からの分には32箱(約3万7千回分)上乗せされることが決まり、計60箱になる。9月27日からのクールにも上乗せの可能性があると説明している。

 上乗せされた調整枠の配分先は県や市町が調整を進めている。県ワクチン接種調整チームは「十分な量ではないが、前の水準に多少は戻った」と話している。(岩本大志)

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