神埼市の魅力や課題について意見を出し合う中学生=神埼市の神埼情報館

神埼市商工会青年部の栗山耕二部長(右)の話を聞く中学生

 次世代を担う中高生が地域の将来像を考える佐賀新聞社の「さが未来発見塾」が28日、神埼市で始まった。初日は市内の神埼、千代田、脊振の全3中学から9人が参加して神埼情報館でワークショップがあり、名所や伝統行事などについて説明を受けながら地域の魅力と課題を探った。

 同市商工会青年部の栗山耕二部長(41)と同市担当の佐賀新聞記者が講話した。栗山さんは、国の名勝に指定されている九年庵や、仁比山神社で12年に1度開かれる「大御田祭」を引き合いに、「昔から伝わってきているものがたくさんある」「人のつながりを大事にする人が多い」と地域性などを説明した。

 ワークショップでは、中学生たちが「春夏秋冬で違う景色を楽しむことができる」と地域の良さを指摘したり、「交通事故が多い」と課題を上げたりしていた。「クリークで魚が釣れる」「学年の人数が少なく、ずっと友達と一緒にいれる」といったそれぞれの地域に関する意見もあった。

 千代田中3年の實松小夏さんは「学校や住む場所が違うと課題も違った。知識が増え、神埼市への気持ちも高まった」と話した。

 今後、地域住民を取材して「未来計画」を協議し、市長に提案する。さが未来発見塾は同市のほか、これまでに6市町で実施している。(森田夏穂)

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