県内の新型コロナ感染者状況(8月30日現在)

新型コロナの県内感染者数(8月30日現在)

 佐賀県は30日、10歳未満から90歳以上までの男女52人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。伊万里市の伊万里高校でこれまでに生徒ら8人の感染が分かり、感染者集団(クラスター)が発生したとの認識を示した。

 県や県教育委員会によると、伊万里高校では25日に生徒1人が陽性と分かり、その後に複数のクラスの生徒や家族の感染が確認された。同校では23日から2学期が始まり、体育祭の準備が進んでいた。県教委は「特定はできていないが、体育祭に向けた応援練習の中で会話があり、広がったのではないか」と推測している。30日から全学年を閉鎖し、オンライン授業に切り替えている。

 体育祭に関して県教委は、感染リスクの高い集団での声出しや合唱の自粛を呼び掛けていた。

 クラスターが発生している多久市の介護老人保健施設ケアハイツやすらぎでは新たに入所者2人が陽性と分かり、関連の感染者は15人になった。杵島郡江北町の永林寺保育園では園児の家族1人が新たに感染し、関連は8人になった。

 九州電力は、玄海原発(東松浦郡玄海町)の工事に従事する請負会社社員1人の感染を新たに確認したと発表した。玄海原発関連の確認は13日以降で40人になった。

 県内の病床使用率は51・7%、軽症・無症状者が療養するホテルの使用率は56・0%。重症者は2人で、中等症患者は137人、自宅療養者は335人。(岩本大志、中島野愛)

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