佐賀県嬉野市の村上大祐市長は27日、記録的大雨による土砂災害が25日現在で250カ所を超えたと発表した。速やかな復旧に向け、9月1日から建設・農林整備課を分割して建設課、農林整備課の2課体制にし、職員についても4人増員して計20人とする。

 浸水家屋は床上18件、床下22件が報告された。通行止めは現在も続いている箇所を含め最大で39路線、避難者数は最大で112世帯266人だった。

 地滑りの可能性で避難指示が出た2地区計39世帯103人のうち、28世帯65人が市内4カ所の宿泊施設に滞在している。9月以降の帰宅や避難継続の判断について村上市長は「今しばらく経過観察が必要」とし、近く住民に説明する方針。

 市内の店舗で使える5千円相当のポイントを住民に付与する「うれしかーどキャンペーン」については、大雨災害と新型コロナウイルスの感染拡大のため、9月1日の受け付け開始を延期。現時点で10月の開始予定としている。(古賀真理子)

佐賀2021大雨
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