福岡市の繁華街・中洲の夜を彩る屋台の数々も、新型コロナウイルス禍で苦境に立たされている。旅行客や出張者は激減し、度重なる営業時間短縮要請―。休業を選ぶ屋台が相次ぐ中、「屋台を楽しみに福岡に来てくれるお客さんの期待に応えたい」と、行政の要請に従いながら店の灯をともし続ける男性がいる。