泥で汚れた家の門扉を洗浄するサガン・ドリームスの池田圭さん=武雄市北方町

 サッカー・J1サガン鳥栖の運営会社サガン・ドリームスの池田圭さん(34)ら社員8人が21日、武雄市でボランティア活動に参加した。被害を受けた同市北方町の住宅を訪れ、家の中や外の清掃やごみ出しなどを手伝った。

 住宅は高齢女性の1人暮らしで、床上約130センチまで浸水する被害に遭った。池田さんらは泥で汚れた畳下の床板や倉庫などを洗浄し、軽トラックで災害ごみを運び出す作業にマスク姿で励んだ。

 池田さんは「サッカーで勇気を届けると同時に、困った時にしっかりサポートできるクラブでありたい」と力を込め、「もう少し落ち着いたら、ぜひ試合にも招待したい」と話した。

 家主の親戚の女性は「荒い息を吐きながら懸命に床板を拭き上げてくれている姿に涙が出た」と振り返り、「落ち込んでいたが、勇気をもらい救われた思い。今日受けた恩のバトンを私も誰かに渡したい」と前を向いた。(花木芙美)

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