新型コロナウイルス患者の重症化防止に効果があるとして「抗体カクテル療法」が注目を集める中、佐賀県内の医療機関でも13日から同療法の薬剤投与が始まり、既に患者5人に使われたことが県のまとめで分かった。県医務課は「医療体制を守ることにつながれば」と期待を寄せている。

 抗体カクテル療法は、2種類の抗体医薬品を点滴で投与する治療法。重症化リスクが高い軽症・中等症患者が対象で、具体的には(1)基礎疾患がある(2)50歳以上(3)酸素投与が不要-などの条件をもとに医師が判断する。発症から7日以内に使用する必要があるという。

 県医務課によると、抗体カクテル療法の治療薬は国が確保しており、各患者の事例に応じて医療機関が発注することになっている。同課は「対象者がいれば治療を進めていただき、重症化を防いでいきたい」と話している。(岩本大志)

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