新型コロナの県内感染者数(8月18日現在)

 佐賀県内では18日、10歳未満から70代までの男女182人の新型コロナウイルス感染が確認され、3日連続で過去最多を更新した。軽症・無症状者が療養するホテルの使用率は前日を13・3ポイント上回る74・1%で、過去最高になった。山口祥義知事は感染状況を政府の対策分科会の区分で2番目に深刻な「ステージ3」(感染急増)に引き上げた。

 県によると、182人のうち、これまでに感染が判明した人と関連がない新規が94人に上った。地域別では多い順に唐津市46人、佐賀市44人、鳥栖市20人など。年代別で見ると、40代以下が9割近くを占めた。

 佐賀市の木村情報技術でこれまでに社員6人の感染が分かり、県はクラスター(感染者集団)が発生したとの認識を示した。家族3人の感染も分かった。

 県の発表とは別に、県警は唐津署の20代男性警察官と30代男性一般職員の感染を確認したと公表した。17日にも唐津署の警察官2人の感染を発表しており、署員ら21人が自宅待機になっている。九州管区警察局佐賀県情報通信部の20代男性職員の感染も確認され、接触があった部内の3人が自宅待機になった。

 病床使用率は前日を3・7ポイント下回る53・7%。県によると、症状が改善して医療機関からホテルに移った患者が多かったため、ホテル使用率の上昇につながった。重症者はなく、中等症患者は87人。

 山口知事は、病床使用率をはじめ四つの指標がステージ4(爆発的感染拡大)に達しているものの「多くの重症者や死亡者が発生し始める-という(ステージ4の)定義には当たらない。そうならないよう全力を尽くす」と強調した。(円田浩二、松岡蒼大)

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