佐賀県JA会館=佐賀市栄町

 JA佐賀中央会は17日、今回の記録的な大雨による佐賀県内の農畜産物の被害状況(16日午後6時現在まとめ)を公表した。被害額や範囲など全容の把握にはまだ時間がかかるが、大豆が広範囲で長時間冠水しており、生育障害が懸念されるという。

 県内の各JAから聞き取った。今年の県内の大豆の作付面積は約7400ヘクタールで、「この半分以上で冠水が発生しているとみられる」。冠水時間が長くなるほど生育不良のリスクが高まり、収量も大きく減る可能性があるという。

 水稲は、唐津地区や佐賀市三瀬村などで栽培されている早期コシヒカリで一部、倒伏がみられる。野菜、果樹ではアスパラガスやキュウリ、イチゴなどの園芸ハウスに冠水が発生。ナス、キャベツなどの苗床の冠水もみられるという。

 JA佐賀中央会では「JAさが管内で広範囲に被害がみられ、2年前の豪雨時とほぼ同程度の被害があるのではないか」としている。(宮里光)

このエントリーをはてなブックマークに追加