8月16日現在の新型コロナウイルスの県内感染状況

新型コロナの県内感染者数(8月16日現在)

 佐賀県は16日までに、県内の飲食店やスーパーなどで4件のクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。政府の対策分科会が示す感染状況の区分で、病床使用率など四つの指標が最も深刻なステージ4(爆発的感染拡大)の水準に達している。

 新たに認定したクラスターのうち、唐津市の「スナックRICO」ではこれまでに従業員6人、客5人、その家族や知人ら5人の計16人の感染が判明した。接客を通じて感染が拡大したとみている。同市内の「フィリピンショークラブドリーム」では従業員6人の感染が分かった。

 佐賀市の「とんかつきのや佐賀南本店」は、従業員6人と家族2人の計8人の陽性が判明した。調理場などバックヤードで感染が広がったとみている。(三養基郡基山町のスーパー「市場バリューサンエー基山店」では従業員6人と家族、知人ら2人の計8人が陽性となった。職場の喫煙所が感染源になったと推測している。

 佐賀県は16日現在、人口10万人当たりの療養者数、直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数、PCR陽性率、病床使用率の4指標がステージ4に該当している。感染経路不明割合は47・9%で、ステージ3と4の水準「50%」に迫っている。

 感染者の「入院率」は100%を維持している。全員が症状に応じて医療機関への入院かホテル療養となり、自宅療養を強いられるケースは発生していない。(栗林賢、円田浩二)

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