降り続く大雨への対応で鳥栖市は15日朝、災害対策本部会議を開き、市内の被害状況と復旧作業などを確認した。 鳥栖市内では15日午前8時現在、けがなど人的被害の報告はなく、家屋被害は床上浸水1件、床下浸水1件。 市南部の真木町などは道路冠水が続いており、県道17号赤井手ー真木町間など28カ所が依然として通行止め。今後、水の引き具合をみながら順次解除していく。

  雨水を筑後川に排出するポンプが浸水して14日朝から停止し、排水ポンプ車で代替排水に当たっていた下野排水機場は復旧していない。筑後川の水面が下がったため15日午前7時ごろ、水門を開けて雨水の筑後川への排出を始めた。

 浸水でポンプが停止して家庭から出る下水を圧送できなくなり、下野町、三島町、真木町の対象世帯に風呂や洗濯、トイレなどの使用自粛を要請した下水道マンホールポンプも復旧していない。真木町のポンプは浸水が引いて15日朝から点検、復旧作業を開始したが、浸水で近づけないポンプもあり、バキュームカーでたまった下水を吸い上げて応急処置を始める。 地元消防によると、大雨による出動要請は計9件あり、「家屋から出られない」という人の救助が1件、8件は冠水した道路での浸水車両の救助だった。

 

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