大雨で佐賀市中心市街地でも道路が冠水し、トラックや乗用車が立ち往生した=13日午後4時40分、佐賀市天神(撮影・山口源貴)

大雨の影響で交通が大きく乱れた佐賀市内。バスによる代替輸送を待つ乗客ら=13日午後3時26分、佐賀市のJR佐賀駅(画像の一部を加工しています)

大雨で水位が上昇し、水面が橋に迫った佐賀江川=13日午後3時ごろ、佐賀市朝日町

 対馬海峡付近に停滞する前線の影響で、佐賀県内は13日昼過ぎから夕方にかけて激しい雨が降った。六角川など複数の河川で避難指示の目安となる警戒レベル4相当の氾濫危険水位を超えるなど災害の危険性が高まっており、「土砂災害警戒情報」は全20市町に出された。佐賀地方気象台は、避難など身を守る行動を呼び掛けている。

 各河川事務所などによると、六角川の潮見橋観測所(武雄市)、有田川の長井手観測所(伊万里市)、佐賀江川の江上観測所(佐賀市)、松浦川の武内観測所(武雄市)で氾濫危険水位を超えた。牛津川の妙見橋観測所(多久市)では警戒レベル3に当たる避難判断水位に達した。

 気象台によると、午後4時半までの1時間に佐賀市駅前中央67・5ミリの非常に激しい雨が降った。県と気象台は午後3時25分、玄海町に土砂災害警戒情報を出し、対象地域が全20市町になった。午後2時現在、県内17市町の約30万人に避難指示が出て、14市町の70世帯124人が避難した。

 降り始め(11日午前6時)から13日午後4時までの総雨量は嬉野市で531ミリに達し、2019年8月の佐賀豪雨で記録した唐津市533ミリに匹敵した。土砂災害や洪水害の危険度が非常に高くなっており、安全確保に努める必要がある。

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