提灯山を飾った参加者。15日まで展示される=多久市北多久町のJR多久駅前

 多久市の盆の伝統行事「多久山笠」を彩る提灯(ちょうちん)の飾り山が、JR多久駅前に展示されている。新型コロナウイルスの影響で巡行は2年連続で中止になったが、「コロナ禍で沈みがちな市民の気持ちを少しでも明るくできたら」と、有志が協力して組み立てた。15日まで。

 武者人形や提灯を飾る4台の山笠のうち、200個以上の提灯を三角や四角の形状に積み上げた2台を展示した。

 多久山笠は戦前まで続いた盆綱引きに代わり、戦後の復興への願いも込めて1948(昭和23)年に始まった。提灯山はその後、北九州市の戸畑祇園山笠を参考に取り入れ、祭り本番では若手の担ぎ手たちが駅周辺を引き回している。

 15日は午後8時から市民の寄付金で花火が打ち上げられ、まちづくりグループ「多久未来プロジェクト」と多久ケーブルメディアが協力して動画投稿サイト「ユーチューブ」でライブ配信される。(谷口大輔)

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