学生や教職員らを対象にした新型コロナウイルスのワクチン接種=佐賀市の佐賀大本庄キャンパス

 佐賀大と佐賀女子短大の学生や教職員らを対象にした新型コロナウイルスのワクチン接種が9日、佐賀市の佐賀大本庄キャンパスで始まった。一日あたり約1200人の接種を進め、1回目を11日まで、2回目を9月6日から8日に実施する予定で、約3700人が接種を受ける。

 佐賀女子短大関連は約180人で、国が企業・大学接種の目安として示している最低1千人に届かないため佐賀大と合同で実施。県内公立の小中高校の教員なども対象で、4000人分を準備した。同大医学部の医師や看護師、同短大の看護師ら約30人が医療スタッフとして従事する。

 当初、7月26日開始で準備していたが、7月末に届いた国からの通知で8月9日開始に変更になった。

 野球部のマネジャーをしている佐賀大2年の末光華歩さん(19)=佐賀市=は「ワクチン接種で参加できる大会もあり、感染予防につながるならと思って受けた。病院に行くより大学の方が簡単でいい」と話した。同大では、学生に接種への関心を高めてもらおうと、2回目の接種を終えた学生の学生証に食堂などで使える生協プリペイドカード500円分をチャージする取り組みを行う。

 佐賀大は「教育や研究、サークル活動などをより安心して行えるようになれば」と期待する。現時点で確保しているワクチンは約4000回分で、2回目分の発注時に過不足を調整する。(森田夏穂)

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