お盆前の3連休初日、佐賀空港では帰省で再会を喜ぶ家族連れの姿が見られた=佐賀市川副町

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、帰省シーズンを迎えた。3連休の初日の7日、佐賀市川副町の佐賀空港で出迎えた人たちは、感染予防策を徹底して帰郷した家族らと静かに再会の喜びをかみしめた。

 佐賀空港の到着ロビーにはサーモグラフィーが設置され、職員が乗客の体温を一人一人チェックした。

 ワクチン接種を終えて帰省した女性(44)=横浜市=は「移動したくなかったけれど、母の法事でやむを得なかった」。1歳8カ月の孫と生後初めて対面した女性(64)=小城市=は「感染者が急増したから、帰省してもらうかどうか悩み、直前まで話し合った。どこにも寄らず、体調管理に気をつけて来てもらった。心配は尽きないけれど、ずっと会いたかった」と不安と喜びが入り交じる複雑な胸中を語った。

 帰省前、検査キットで陰性を確認したという東京都の会社員の男性(29)は「コロナを持ち込まないように、何かに触れるたび、携帯している消毒スプレーを手に振りかけている。2年ぶりに会う両親に元気な姿を見せたい」と話した。

 全日空によると、下りのピークとなる7、8日の羽田-佐賀便の搭乗率は7割程度だが、前年のコロナ下の帰省シーズンよりも2割ほど増えている。JR九州によると、7日の長崎線と佐世保線の下りの特急自由席の乗車率は50~80%台で推移した。Uターンのピークは15日とみている。(福本真理)

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