原子力規制検査の結果などが報告された佐賀県原子力環境安全連絡協議会=東松浦郡玄海町の町民会館

 佐賀県原子力環境安全連絡協議会(会長・山口祥義知事)が4日、東松浦郡玄海町の町民会館で開かれた。昨年度の原子力規制委員会の原子力規制検査で、3、4号機について煙感知器の設置に不備があったことが報告された。

 原子力規制検査制度は昨年4月から始まり、24時間365日いつでも規制委が抜き打ちで検査できる。

 この検査で3、4号機に関し、海水系統の配管を通すトンネルにある、電気ケーブルなどが収められているボックス内の煙感知器が正しく設置されていないことが確認された。ボックスは3号機に19カ所、4号機に32カ所設置され、その全てでボックスの天井側に設置するはずの検知器が側面側に付いていた。

 ボックス内には別の熱感知器があり、九電が設置の是正を検討していることなどから、規制委は違反の通知は行わないと判断した。九電は「次の定期検査の際に設置方法を見直す」としている。

 協議会ではこのほか、構内の新型コロナウイルス対策などについて報告があった。(中村健人)

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