モニターを食い入るように見つめる玄海セーリングジュニアクラブの高校生たち=唐津市の佐賀県ヨットハーバー

 東京五輪・セーリング男子470級の最終レースがあった4日、日本代表の岡田奎樹(けいじゅ)選手(25)=唐津西高出身、トヨタ自動車東日本=が高校時代を過ごした唐津市の佐賀県ヨットハーバーでは、高校生たちがテレビモニターでレースを見守った。目標のメダルには届かなかったものの、大舞台で7位入賞を飾った憧れの先輩に盛んな拍手を送った。

 福岡県出身の岡田選手は1996年アトランタ五輪銀メダリストの重由美子さん(故人)に指導を受けたいと、唐津西高に進学。玄海セーリングジュニアクラブで技術を磨き、実績を重ねて五輪選手に成長した。

 応援会では、同クラブの後輩やヨットファンら約50人がテレビモニターを食い入るように見つめた。唐津西高3年の上園田心太浪さん(17)は「昔から優しくて憧れの存在。自分も目標は五輪出場。奎樹先輩の後を追えるように頑張りたい」と瞳を輝かせた。

 神奈川県・江ノ島で岡田選手と同じ練習に参加してきた日本大ヨット部3年の中山由菜さん(20)=唐津西高出身=は「奎樹さんは目標としている人。すごく刺激をもらった」と興奮気味に話した。岡田選手を指導した重さんの兄・陽一さん(58)=唐津市=は「よく頑張って盛り返してくれた」とねぎらった。(横田千晶)

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