9月末に閉店し、現地建て替えを計画している総合スーパー「まいづるスリーナイン」=唐津市町田

 唐津市を中心にスーパーなどを展開するまいづる百貨店(唐津市中原、木下修一社長)は、唐津市町田の総合スーパー「まいづるスリーナイン」を現地で建て替え、2023年春にリニューアルオープンさせる方針を固めた。利用客の利便性を重視して食料品や衣料雑貨店などが集まった平屋建ての複合施設を予定し、9月末に閉店し、解体・新築に入る。

 同店は、県北部最大の売り場面積の総合スーパーとして1995年に国道204号沿いに開店。福岡県への客の流出やテナントの縮小などもあって売り上げはピーク時の約6割に落ち込み、施設の老朽化も踏まえて店舗形態を見直してリニューアルすることを決めた。

 現店舗は2階建てで、1階が食料品や100円ショップ、2階は婦人、紳士服売り場で、テナント8店舗が入居する。新店舗は、平屋建てで売り場面積は現在と同規模の約9917平方メートル(3千坪)。テナントの入り口が別にある形を計画しているという。駐車場は地下や屋上が中心だったが、店舗前に駐車場を据えて利便性を図る。

 同社の担当者は「高齢化社会を見据えて上下に移動する多層型の構造を見直し、よりスピーディーに買い物ができるようにする。地元に必要とされる店づくりをしたい」と話した。直営する食料品店や衣料雑貨のほか、具体的に入るテナントや全体の規模については未定としている。

 年内に撤去作業し、22年に解体する計画。テナント8店舗のうち3店はまいづる本店に移転。従業員約50人は再オープンまで他店舗に異動する。(横田千晶)

このエントリーをはてなブックマークに追加