これまで、ともすれば見過ごされることも多かった選手のメンタルヘルス(心の健康)が東京五輪で大きな問題として浮かび上がった。 前回のリオデジャネイロ五輪体操女子で4個の金メダルに輝き、大会を象徴するアスリートとなったシモーン・バイルス選手(米国)が自身の意思で競技途中に離脱した。