「Kura Master(クラマスター)」審査会場で、関係者らに佐賀県産の日本酒をPRするスタッフ=パリ市内(さが流通デザイン公社提供)

 フランスで行われたお酒のコンクール「Kura Master(クラマスター)」の本格焼酎・泡盛コンクールの麦焼酎部門で、佐賀県内からは宗政酒造(西松浦郡有田町)がプラチナ賞と金賞を獲得した。日本酒コンクールでは、五町田酒造(嬉野市)など県内4蔵元が純米酒や純米大吟醸酒の部門で金賞だった。

 宗政酒造の山﨑耕造社長(53)は「誠に光栄。佐賀の麦だからこそできる味。香りも楽しめる焼酎造りに取り組む中での受賞は自信につながる」と話した。9月の授賞式でプラチナ賞20点から「プレジデント賞」「Kura Master審査員賞」が決まる。

 フランス人が国内市場向けに開くコンクールで、本格焼酎・泡盛コンクールは初めてで日本から75蔵164銘柄が出品。日本酒コンクールは5回目で、過去最多の312蔵960点が出品、フランスを代表するホテルのトップソムリエ、レストランオーナーらが審査、プラチナ賞104点、金賞212点が決まった。

 県内からは純米大吟醸酒部門で五町田酒造、古伊万里酒造(伊万里市)、基山商店(基山町)の3蔵元の4銘柄、純米酒部門で五町田酒造、古伊万里酒造、天山酒造(小城市)の3蔵元5銘柄が金賞を受賞した。

 さが県産品流通デザイン公社は今回初めてダイヤモンドスポンサーとなり会場でPRブースを出展。審査を終えた関係者らにフランスで流通している県内15蔵元の日本酒をPRした。担当者は「フランスでの流通量が増えることを目指し出展した。商談につながれば」と話した。(志波知佳)

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