リフトを使ったベッドからの移動を体験する民生委員=神埼市の神埼清明高

生徒と一緒につえの種類による歩きやすさを体感する民生委員=神埼市の神埼清明高

民生委員にシートを使った体勢の変え方を教える生徒たち=神埼市の神埼清明高

 みやき町民生委員児童委員協議会が、福祉をテーマにした研修会を神埼市の神埼清明高で開いた。町内3校区の委員が3日に分けて訪れ、7月29日には三根校区の民生委員約20人が高校生と一緒に認知症や介護について学んだ。

 同校からは生活福祉系列の2、3年生約40人が参加した。生徒たちは劇や紙芝居を披露し、認知症の当事者との接し方について「探し物はヒントをあげて自分で見つけてもらう」、「考えるスピードが遅くなるので、話をシンプルにしてはっきりと笑顔で対応する」などと紹介した。介護の実技講座では、段差のある場所での車いすの移動や介助用リフトなどを実践した。

 民生委員は新型コロナウイルスの影響で高齢者宅などを訪問できない時期があり、福祉施設での研修も難しい状況が続いた。同協議会の中島美砂子会長は「知らずに危険な目に遭わせる可能性もある。勉強をすると安心できるし、研修を通して高校生と私たちの距離も近くなれば」と話した。(森田夏穂)

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