地域課題の解決に向けた取り組みについて意見を交わした佐賀大と佐賀県の関係者=佐賀市の佐賀大本庄キャンパス

 佐賀県と佐賀大が協力して地域課題の解決策を探る連携調整会議が2日、佐賀市の佐賀大で開かれた。本年度から新たに取り組む外国人留学生の地元就職促進事業や、農業分野での流域治水の佐賀モデル構築などについて意見を交わした。

 留学生の地元就職支援は、大学院生を中心に毎年50人前後の留学生が巣立つ中、「県や国内に年15人の就職」を目標に掲げている。希望者は多いものの、過去3年の平均は県内2人、国内6人にとどまっている。佐賀大の寺本憲功理事は「漢字を使わない国の留学生は漢字を覚えるのが難しい。日本語教育で力を借りたい」と県側に要請した。

 県は、営農と治水が両立するような佐賀平野の流域治水の検討が必要として、大雨時に水田に雨水をためる「田んぼダム」に関して大学側に助言を求めた。

 継続事業では、佐賀大にコスメ研究第一人者の徳留嘉寛氏を特任教授で招へいし、一般社団法人ジャパン・コスメティックセンター(唐津市)との共同研究講座「化粧品科学講座」を設けたことが報告された。(宮﨑勝)

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