2021年上半期(1~6月)に佐賀県内で発生した人身交通事故件数(暫定値)は、前年同期と比べて149件少ない1682件だった。14年以降8年連続で減り、過去10年間で最も少なかった。追突が全体の39・6%を占め、県警は「県内の事故の特徴でもあり、件数の押し上げにつながっている」と分析する。

 県警によると類型別では、追突が666件(前年同期比127件減)と最多で、出合い頭413件、右左折時175件と続いた。追突のうち、脇見運転が285件で、考えごとなどによる漫然運転が139件だった。月別では、新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛などが影響した4、5月が前年よりも増えた。

 石橋憲茂交通部長は7月29日の定例会見で「8、12月は事故が多くなる傾向にある」と述べ、交通取り締まりの実施や広報啓発などの継続による事故防止の徹底を強調した。(小部亮介)

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