弥生時代の装飾品などに見入る来場者=吉野ケ里歴史公園

 吉野ケ里歴史公園(神埼市郡)で夏季企画展「弥生のファッション―弥生人の華麗なる装い―」が開かれている。装飾品や衣装など佐賀県内の遺跡の15件を紹介している。会場は遺跡展示室で、9月15日まで。

 吉野ケ里遺跡関連では、新潟県産のヒスイで作られた勾玉(まがたま)や、日本では奄美大島や沖縄付近に生息する貝を材料にした腕輪を展示する。腕輪は甕棺墓(かめかんぼ)から見つかった女性が身に着けていた。

 唐津市の中原遺跡からは直径2ミリ前後で穴の空いた青いガラス製の小玉が多数出土していて、会場では糸でつないだ状態にしている。出土品や壁画を参考に復元した衣装も飾る。

 初めて同公園に訪れた眞鍋由香利さん(42)は「色も鮮やかでかわいい。今でも通じるようなファッションがあって、古代へのイメージが変わった」と関心を寄せていた。

 企画を担当した県文化課文化財保護室の熊谷吉朗さんは「当時の高い技術や織物の文化、吉野ケ里で活躍した人が身に着けていたものを知ってもらえれば」と話す。(森田夏穂)

このエントリーをはてなブックマークに追加