佐賀県内の感染状況(2021年8月2日現在)

佐賀県内の感染者数(2021年8月2日発表)

 佐賀県は2日、男女22人の新型コロナウイルス感染を新たに確認したと発表した。杵藤地区広域市町村圏組合消防本部管轄の武雄消防署でこれまでに8人が感染するなど、3消防署の関連で11人が陽性と分かり、クラスター(感染者集団)が発生したとの認識を示した。感染した消防署員計10人はいずれも2回目のワクチン接種を終えていた。県内でのクラスターの発生は6月16日以来、47日ぶり。

 武雄消防署以外の内訳は感染者の同居の家族1人、嬉野消防署1人、白石消防署1人。

 消防本部によると、消防署員10人は20~40代。7月27日から30日にかけて山岳訓練や特別救助訓練、合同研修、救急車への同乗、泊まり勤務などいずれかに従事した。特別救助訓練の後、会食をした6人のうち4人が感染した。会食に関しては、9人以下は認める内規を定めている。

 重症者はおらず、関係者121人のPCR検査を進める。本部や消防署の210人のうち、感染した10人を含む204人が2回のワクチン接種を終えている。

 川﨑学消防長は31日付で「当面、会議、研修、イベントなどは中止し、全職員に不特定多数の人が集まる店舗などへの出入りを禁止する」との通達を出した。感染者が最も多い武雄消防署には本部と4署2分署から11人を派遣し、消防機能を維持する。

 一方、県空手道連盟は7月24、25日に福岡県で開かれた全九州空手道選手権大会に参加した選手4人が感染したと明らかにした。

 県内での感染確認は延べ2782人。病床使用率は18・6%、軽症・無症状者が療養するホテルの使用率は11・7%になった。重症者はなく、中等症患者は27人。(岩本大志、澤登滋)

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