覚書に調印した伊東健吾町長(右)と諸泉孝俊署長=吉野ヶ里町役場

 吉野ヶ里町と神埼署は、認知症の高齢者らの見守り事業に関する覚書を締結した。高齢化が進む中、所在が分からなくなった場合に早期に対応できるよう情報共有など連携を強化する。

 同事業は認知症などが原因で行方不明になる可能性がある高齢者の情報を事前に登録し、情報を捜索活動や身元確認に生かす取り組みで、町が進めている。8月から家族に発見通知が届くQRコードが印刷されたラベルシールの配布を開始するのに合わせ、覚書を結ぶことになった。

 調印式が7月28日に町役場で開かれ、伊東健吾町長が「できるだけ近くで高齢者が発見できるよう協力していきたい」と述べた。同署の諸泉孝俊署長は「(ラベルシールの)使い方を市民に知ってもらうよう広報に努めたい」と話した。

 ラベルシールは高齢者の洋服や持ち物などに張り、QRコードを読み取ると、呼び掛けてほしいニックネームや接する際の注意事項などが閲覧できる。(中島野愛)

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