米疾病対策センター(CDC)のワレンスキ所長は1日までに、新型コロナウイルスでインド由来のデルタ株が「これまで知られた中で最も感染力の強いウイルスの一つ」との見解を示した。米CNNテレビが報じた。

 CDCは最近まとめた内部文書で、デルタ株は中東呼吸器症候群(MERS)、重症急性呼吸器症候群(SARS)、季節性インフルエンザなどより感染力が大幅に強いと指摘。感染者1人が他の8~9人程度に広める恐れがあるとした。ワレンスキ氏はCNNに、水痘(水ぼうそう)に匹敵するぐらいの感染力があるとの見方を示した。

 CDCは既に、米東部マサチューセッツ州の町で起きた集団感染で、感染者の74%がワクチン接種完了者だったとの報告書を公表。デルタ株が多く、接種完了後の感染「ブレークスルー感染」の拡大が懸念されている。【共同】

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