集中力を極限まで研ぎ澄ましていたのだろう。コーナーを抜けるまでどう走ったのか、記憶さえ残っていない。デッドヒートを繰り広げるライバルたちを意識したのはレース終盤だった。「最初で最後の全国総体。負けたくない」。群を抜く加速力でゴール直前の混戦を抜け出し、フィニッシュラインを駆け抜けた。掲示板に自身のレーンナンバー「4」が表示されると拳を夏空に突き上げた。

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