陸女運男子3000メートル障害予選 4組2位となり、決勝進出を決めた鳥栖工の西坂侑(右)=福井市の9.98スタジアム

 落ち着いたレース運びで、全国入賞への第一関門を突破した。陸上男子3000メートル障害予選で、西坂侑(鳥栖工)が9分9秒29で2位となり、決勝進出を決めた。「序盤のタイムが想定よりも速くなかったので、ゆとりを持っていけた」と目標達成に充実感を漂わせた。

 周囲のペースに応じ、集団での位置取りなどを考えて臨んだ。入りの1000メートルは3分2秒。余力を残して周回を重ね、徐々に順位を上げていった。「結構きつそうな選手もいて、いけると思った。集団から出て前を追った方が、決勝に向けていいリズムをつくれる」。終盤は2位まで順位を上げ、トップを疾走する山﨑颯(埼玉栄)をゴール前までしっかりと追走した。

 スピードと巧みなハードリングを武器に急成長を遂げ、北九州地区予選で優勝、全国切符をつかんだ。「気負いはない。県高校記録(8分52秒60)を出せば入賞も見えてくる」。“全国ファイナリスト”になれた喜びをエネルギーに、表彰台へと続くトラックを駆ける。(古川公弥)

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