もうじき収穫を迎える「空中スイカ」を愛でる渡邊訓康さん=佐賀市与賀町

 目線よりも少し高い位置に、大きな球がぶらり。佐賀市与賀町の渡邊訓康(のりやす)さん(86)宅で、つるを地面から浮かせてはわせた“空中スイカ”が約30個の実を付け、近所で話題になっている。

 「戦中戦後の食糧難の頃、どこもカボチャを育てていたが、土地もないので昔はつるを上にはわせるのが普通だった」と渡邊さん。「あれをスイカでやったら面白いんじゃないか」と、5年ほど前から始めた。畑はわずか2坪ほどだが、6株を植え鉄パイプの骨組みに網を張ると、ブドウの棚のようにつると葉が伸び、多くの実を付けた。

 ある程度育った実が重さで落ちないよう下から支える網も増えてきて、もうじき食べ頃。昨年はカラスの被害に遭ったが、今年は対策もばっちり。「わずかな土地でもこんなにできる。皆さんも試してみては」(志垣直哉)

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