最優秀賞に選ばれたフェレーラ・カズヨシ・ジョセフさん=鳥栖市桜町のCODO外語観光専門学校

 鳥栖市田代外町の日本語学校・弘堂国際学園(山本由子校長)で7月27日、学生によるスピーチコンテストが開かれた。クラス代表の6人が母国と日本の文化の違いなどをテーマに話した。

 コンビニエンスストアでアルバイトするネパールのプリティビ・サプコタさん(20)は「レジ袋はいいです」と言われて「いらない」の意味とは思わずレジ袋に入れてしまい、「『いい』には二つの意味があることが分かりました」と言葉の難しさを話した。

 最優秀に選ばれたフェレーラ・カズヨシ・ジョセフさん(18)の母国フィリピンには“美しさの基準”があり、女性は無理をしてまで肌を白くし、髪をストレートにするという。日本の女性は服も髪型もさまざまで、それぞれを「かわいいね」と褒めるのに感銘を受け、「人を外見でなく中身で理解すれば、苦しむ人は少なくなり、みんな自分を愛することができる」と訴えた。

 コンテストは2001年の開校時から続け、新型コロナで入国できていない学生も多い中、規模を縮小して開いた。山本校長は「日本に来て約半年で、こんなに素晴らしいスピーチができてびっくりした」と講評し、日本独特の習慣や文化への鋭い気付きをたたえていた。(樋渡光憲)

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