佐賀県は30日、県任命の家計調査員が調査対象5人分の個人情報を含む内容を関係者に誤送信する事案があったと発表した。削除の対応を取り、二次被害は確認されていない。

 県によると、調査員は調査で収集した情報を専用のシステムで入力することになっている。追加収集した情報はシステムに入力するか、県の担当者に電話で報告することになっている。

 誤送信したのは、追加情報に当たる5世帯分の世帯主の氏名や、一部の電話番号、住居情報など。調査員が手書きのメモを写真に撮り、29日早朝に通信アプリLINE(ライン)で県の担当者に送ろうとした際、誤って5世帯のうち1世帯の家族に送った。調査員と受信者の双方から県に連絡があり、発覚した。

 調査員は「早く県への報告を済ませたかった。気がせいていた」と話しているという。送信先を問わず、調査情報をラインで送ること自体も禁じられており、県は情報の取り扱いについて調査員への周知を徹底する。(円田浩二)

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