苣木茶を使ったマドレーヌとシフォンケーキの販売=佐賀市の玉屋での街頭販売

苣木茶を材料に混ぜ込む=佐賀市の高志館高校

マドレーヌを焼き上げる=佐賀市の高志館高校

 佐賀県でお茶といえば「嬉野茶」が定番ですが、佐賀市北部の山間地、富士町苣木(ちやのき)地区でも小規模ながらお茶が生産されています。この地区の標高はお茶の生産に向いており、無農薬栽培で大変品質が良く、味わい深いのが特徴です。佐賀市内数か所の道の駅や直売所などで売られていますが、佐賀市でお茶が栽培されているということはほとんど知られていません。この「苣木茶」を地元の新たな魅力として発信するために、このお茶を使った商品の開発を手掛けました。

 生産者の方にご協力をお願いしてお茶を入手、授業で製造しているシフォンケーキとマドレーヌの材料とすることにしました。製造実習で使われているレシピをもとに配合を決定し、お茶の粉砕と抽出液を利用して特有の味と風味を活かしました。抽出方法や抽出液の量を調整するのに苦労しましたが、試行錯誤の末、お茶のシフォンケーキとマドレーヌのレシピを完成させることができました。そして、この2種類のお菓子を製造・販売する計画を立てました。

 販売時にはメニューボードや商品ポップで「苣木茶」をPRし、お客様にその存在を知ってもらうことができました。シフォンケーキ、マドレーヌとも販売開始から1時間足らずで完売し、お客様にその魅力を伝えることができたのではないかと思います。今後も地域農産物を活用した加工品の開発・販売を通して、地域振興につなげていきたいと考えています。【高志館高校食品流通科2年木下萌乃香(ほのか)・森木愛華(あいか)】

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