実際のバイヤーを相手にオンライン商談会の練習をする参加者=杵島郡白石町の福富ゆうあい館

 6次化に取り組む農業者を対象にした「販売戦略セミナー」が、杵島郡白石町の福富ゆうあい館で開かれた。新型コロナ感染拡大の影響で最近、増えているというウェブを使った商談の体験があり、参加者が実際のバイヤーをパソコン越しに自分の商品を売り込んだ。

 約20人が参加し、農産物を売る際のポイントやウェブ商談会での注意点などについて、道の駅を運営した経験もある経営コンサルタントの妹尾薫氏の講演を聞いた。この後、参加者代表の2人が模擬ウェブ商談会に臨み、タマネギを使ったレトルト商品や特産のレンコンについて、特徴などを熱心に紹介した。

 相手のバイヤーからは「訴求力のあるネーミングにしたほうがいい」「他産地と何が違うのか、特徴を分かりやすく説明してほしい」などと具体的な指摘が相次ぎ、参加者は自分の商品の訴求点を分かりやすく伝える大切さを感じた様子だった。

 セミナーは、地域農業の発展を目指して3金融機関(佐賀銀行、JAバンク佐賀、日本政策金融公庫佐賀支店)が白石町で取り組む「地域発展ネットワーク会議」の一環。「6次化分科会」の活動で、今後、各農家が資料を作成した上で、実際の商談に参加する。

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