相知くんちの山笠で使われる野面を作る相知小の児童たち

 唐津市(からつし)相知町(おうちちょう)の熊野(くまの)神社(じんじゃ)秋季例大祭「相知(おうち)くんち」を受(う)け継(つ)ごうと、市相知町郷土芸能保存(きょうどげいのうほぞん)会はくんちの歴史などを学ぶ授業(じゅぎょう)を相知小で開きました。新型コロナウイルスの影響(えいきょう)でくんちは昨年から2年連続で中止になっていました。3、4年生約80人と山笠(やまかさ)の一部の張(は)り替(か)えに取り組みました。
 山笠の土台部分に取り付けられ、畑や海が描(えが)かれている「野面(のづら)」を張り替えました。児童たちは楕円(だえん)形の枠(わく)から紙を取り外したり、新しい米袋(こめぶくろ)の紙をのりで貼(は)り付(つ)けたりしました。
 4年の峯(みね)和輝(かずき)君は「くんちは声を出して盛(も)り上(あ)がる楽しいお祭りで、今年は中止で少し悲しい。山笠のどこに付けられるか来年が楽しみ」とはにかみました。
 保存会の小野史朗会長(74)は、中止によって伝承(でんしょう)への危機(きき)感もあったといい、「自分たちの山笠に愛着を持ち、参加したいと思ってもらえれば」と話しました。(7月23日付15面・横田千晶)

このエントリーをはてなブックマークに追加