吉野ヶ里町出身のサックス奏者、大坪俊樹さん(提供写真)

若手ピアニストの大野紘平さん

 吉野ヶ里町出身のサックス奏者・大坪俊樹さん(30)=東京都在住=が8月9日、ピアニストの大野紘平さんと全国ツアーで佐賀市柳町の浪漫座を訪れる。大野さんのファーストアルバム発売を記念して、大坪さんが作った新曲の初演など貴重なステージを見せる。14時から。

 大野さんは6月に「KOHEMARU FIRST ALBUM」(11曲、税込み3500円)を発売した。大坪さんは同作で、自身が作詩作曲し、コロナ禍の苦境で生まれた出会いや気付きの大切さを表現した提供曲「smile again」など3曲にサックスとコーラスで参加している。

 コンサートでは同曲を含め、ベートーベンの「ピアノソナタ第8番」やマルグリット・モノーとエディット・ピアフの「愛の讃歌」などのアルバム収録曲を披露。真島俊夫さんが編曲したメドレー曲「モリコーネ・パラダイス」など、クラシックの枠を超えた楽曲も演奏する。

 大野さんは東京音楽大在学中。第7回ヨーロッパ国際ピアノコンクールin Japan全国大会金賞などの受賞歴を持ち、中国・南京や上海など多くのソロコンサートを開いてきた。大坪さんは東京芸術大大学院を修了し、2018年に同郷のピアニスト八谷晃生さんとユニット「つぼはち」を結成。クラシックとポップスを融合させた心躍るステージで人気を博している。

 二人は配信アプリでライブ配信をする演奏家らによるコンサートを契機に出会った。大坪さんは「どうにか自分の音楽を届けようともがく中で、生演奏を欲する人たちに支えられてコンサートが実現できた。感謝や喜びをかみしめながら演奏したい」と話す。

 チケットは全席自由で3000円、80席限定。問い合わせは浪漫座、電話0952(24)4883。(花木芙美)

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