スマート農業による大規模なキュウリ栽培を見学する葉梨農林水産副大臣(右)=佐賀市高木瀬町のゆめファーム全農SAGA

 葉梨康弘農林水産副大臣が29日、有機栽培に取り組んでいる農場など佐賀県内4カ所を視察した。持続可能な農業をテーマに、JA関係者や山口祥義知事らと意見交換もした。

 イノベーションによる農林水産業の生産力向上と、持続性の両立を目標にした農水省の「みどりの食料システム戦略」の現地調査で訪れた。スマート農業でキュウリを大規模に栽培している「ゆめファーム全農SAGA」(佐賀市)では、市清掃工場から排出されるCO2を活用し、作業を大幅に省力化して収量を上げている現状を見学した。

 JA各組合長らが集まった意見交換会では「持続可能な農業のため、今ある技術を全国に横展開したい」と話す葉梨氏に、組合長らから「国による統一した技術の提供も必要」などの要望があった。県庁では、山口知事と農業の省力化などで意見を交わした。

 視察を終えた葉梨氏は「現場の声を聞くことができ、大変参考になった。佐賀の農業は未来への可能性が非常にある」と感想を述べた。(宮里光、円田浩二)

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