捕ってきたヤスミを船のいけすからトラックに移す=鹿島市の塩田川河口

 6月30日早朝、塩田川河口部の北鹿島側の浮桟橋の脇に、VRカメラを1台、もう1台を50メートル離れたところに立てて、岩永カメラマンとムツゴロウやトビハゼ、シオマネキなど干潟の生きものを収録していた。

 1時間ほどたった頃、大勝丸が沖から戻って来て桟橋に横付けし、大熊勝郎さん(69)と奥さんが、捕ってきた大きなヤスミ(メナダ)をトラックの水槽に移す作業を始める。急いで近づきカメラを構える。大熊さんが船のいけすからタモですくって奥さんに次々に渡す。30尾以上はあっただろうか。

 大勝丸が毎日、潮に合わせて漁に出ていることは、私が北鹿島へ移ってきた10年前から知ってはいたが、撮影する機会は巡ってこなかった。幸いこの日は午前7時ごろから桟橋の脇でVR収録をしていたため撮影ができたのだ。

 30尾前後のヤスミは生かしておいて、翌日の早朝、魚市場へ持ち込み、競りに掛けるが、今はコロナ禍のせいで値が下がっているとか。

(写真家 中尾勘悟=鹿島市)

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