嘉村健士選手の試合をスマートフォンで見守る円城寺文雄さん(左)と七山モンキーズの中学生たち=唐津市七山

 東京五輪・バドミントン男子ダブルスの準々決勝があった29日、嘉村健士選手(31)の地元唐津市では、嘉村選手が通った「七山モンキーズ」監督の円城寺文雄さん(65)がクラブの中学生7人と一緒に応援した。格上の相手に及ばなかったが、「8強は大健闘だと思う」と教え子の全力プレーをねぎらった。

 第1ゲームを奪われたが、「よく動けている。調子はよさそう」と円城寺さん。得意の低空戦からポイントを重ね、第2ゲームを奪うと笑顔が広がった。最終ゲームは終始リードを許す苦しい展開だったが、中学生たちは「まだまだ」「ここから」と最後までエールを送り続けた。

 「まずは(五輪で)試合ができたことに感謝。ベスト8に入れたので、本人も悔いはないと思う」と円城寺さん。同クラブで中学生の主将を務める真木康輔さん(七山中3年)は「嘉村選手はリードされていても最後まで声を出していた。自分も嘉村選手のように前を向いて戦えるようになりたい」と語り、あこがれの先輩の活躍を目に焼き付けた。(中村健人) 

 
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