試合を終えた堤ほの花選手らに拍手を送るラグビー部の部員たち=佐賀市の佐賀工高

 東京五輪の7人制ラグビー女子の1次リーグが始まった29日、堤ほの花選手(24)の嬉野市の実家や母校・佐賀工高では、全力プレーを続ける堤選手に温かい声援が送られた。

 嬉野市の実家では、父明英さん(62)、母三恵子さん(52)、祖母英子さん(86)がプレーを見守った。初戦前日の28日、電話で「頑張れ」と激励したという。

 「子どもの頃からの夢だった舞台に立ったと思うと、見るのも緊張してしまって」と三恵子さん。テレビの前で、両手を握りしめて祈るように声援を送り続けた。英子さんは孫娘の懸命な姿に「元気が出た」。

 ジュニアラグビースクールのコーチを務め、堤選手を競技へと導いた明英さん。「チームの戦術を理解してプレーしていた。頑張ったと思う」と話し、小柄な体で何度も果敢にタックルしていただけに「けがをしなくてよかった」と安ども。両親は「連敗したが気持ちの切り替えは早い子。30日の中国戦では、トライを決めて勝ってほしい」と期待を込めた。

 佐賀工高の教室では、新型コロナウイルスの感染対策を徹底した上で、ラグビー部の男女部員ら約70人が初戦の豪州戦を観戦。後半出場し、積極果敢にタックルを仕掛ける堤選手を祈るようなまなざしで見つめた。

 女子主将の峰愛美さん(17)は「偉大なほの花先輩が五輪でプレーする姿を見られて感激した。次の試合ではスピードを生かして相手を抜き、トライしてほしい」と声を弾ませた。(古賀真理子、草野杏実)

 
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