昨年8月に開いたくにたちコンサートのカーテンコール(提供写真)

 国立音楽大学(東京都)の卒業生らでつくる佐賀県同調会(松尾喜一会長、66人)が8月7日午後2時から、佐賀県立美術館ホールで「第49回くにたちコンサート」を開く。コロナ禍の“逆風”の中、学生からベテランまでの出演者が意欲的なプログラムを組み、半世紀近くともし続けてきた「音楽の灯」を今年もつなぐ。

 バリトンの松尾さん(佐賀市)とピアニストの宮原千春さん(小城市)らは、歌劇「椿姫」の「プロヴァンスの海と陸」など難易度が高いヴェルディの歌曲を3曲。サックスの山口みずえさん(佐賀市)は、高い演奏技術が要求されるバッハの「無伴奏バイオリンのためのパルティータ」に挑む。

 佐賀北高芸術科出身で国立音楽大学在学中のフルート奏者池田絢さんは、ピアニストの濱手美貴子さん(佐賀市、以下同)とエネスコの「カンタービレとプレスト」などを披露。山口裕子さんと髙平智子さん、萩原洋子さんと福田恭子さんはピアノの連弾でピアソラの「リベルタンゴ」などをそれぞれ演奏する。

 松尾さんは「みんな精力的に、意欲的に曲を選んでいる。コロナ禍でもひるまずつないできた灯を、来年の50年に向けてつないでいきたい」と話す。入場料は千円。(花木芙美)

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