出発前に感謝の言葉を述べるニュージーランドのバレリー・アダムズ選手=佐賀市のホテルニューオータニ佐賀

国旗を掲げてニュージーランドの選手を見送るホテルニューオータニ佐賀の関係者たち=佐賀市の同ホテル

 佐賀市での東京五輪の事前キャンプを終えたニュージーランドの陸上選手団6人が28日朝、宿泊地のホテルニューオータニ佐賀をバスで出発して開催地の東京へ向かった。ホテルの従業員ら約30人が笑顔で選手たちを見送り、選手たちは健闘を誓った。

 同ホテルの江越久隆総支配人が「(コロナ禍で)大会が1年延期になる中、安全に迎え入れることができてよかった。スタッフ一同、オリンピックでの活躍を心から願っている」とあいさつ。五輪の陸上女子砲丸投げで2度金メダルに輝いたバレリー・アダムス選手(36)は「快適に過ごせた。ありがとうございます」と謝辞を述べた。

 従業員らは近くのお堀沿いに並び、英語で「最善を尽くして」「頑張って」などと書かれたニュージーランド国旗を掲げたり、手を振ったりして見送った。食事の提供を行った山下佐知子さんは「積極的に声を掛けてくれるなど終始リラックスした様子で過ごしていただき、ほっとしている」と話した。

 ニュージーランドの選手団は選手3人とスタッフ3人。29日はフィンランドの選手団15人(選手6人、スタッフ9人)が出発を予定している。(井手一希)

 
このエントリーをはてなブックマークに追加