「感動をありがとう」-。東京五輪のソフトボールで日本が金メダルに輝いた27日、藤田倭(やまと)(30)、内藤実穂(みのり)(27)両選手の母校である佐賀女子高の恩師や同級生からは祝福や称賛の声が上がった。

 佐賀女子高ソフトボール部の後輩らは28日に全国高校総体の初戦を控え、会場地の福井県の宿舎で先輩たちの勇姿を見つめた。2人が高校時代にコーチだった津上さおり監督は「(東京五輪開催への)賛否両論がある中、全力をぶつけてくれた。お祝いの電話やメールの返信で忙しいだろうから、こちらから連絡はしないかな」とおもんぱかり、「気持ちは通じている。ありがとう」と教え子の快挙に感無量の様子だった。

 高校時代、藤田選手と一緒にボールを追った江頭あかねさん(30)=佐賀市=は「倭らしい全力プレーを見たい」と、画面越しに予選からの全試合で声援を送り続けてきた。

 米国との決勝は同級生と観戦。金メダルを手にした姿に「あんなにニコニコしている倭を見れて感動した」。重圧を掛けないように大会中は連絡を取らなかった。「ここまでプレッシャーがすごかったはず。まずはお疲れさま、そしておめでとうと伝えたい」と話した。(井手一希、小部亮介)

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