秘伝のたれをつけてウナギを焼き上げる職人=佐賀市の本庄うなぎ屋本庄店(撮影・山田宏一郎)

 28日は土用の丑(うし)の日。佐賀市のウナギ専門店では、スタミナを付けて暑さを乗り切ろうという客からの予約が相次いでいる。コロナ禍で高まる「巣ごもり需要」や自宅での東京五輪観戦のお供として、テイクアウトも人気だ。

 27日の県内は高気圧に覆われて、佐賀市駅前中央の観測点で今年最高の36・6度を記録。猛暑の中、佐賀市の本庄うなぎ屋本庄店では、午後2時過ぎまでに約300食分のウナギを焼き上げた。調理場では職人がウナギに秘伝のたれを付け、じっくりと火を通していた。当日は、約600食を見込む。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で落ち込んだ同店の来店客数は「例年に近い水準に戻ってきている」といい、最近は持ち帰りメニューが好調という。職人の道崎浩士さん(35)は「ウナギを食べながら自宅で観戦しようという人も多いのでは」と話す。

 店によると、今年は稚魚が豊漁で価格の下落傾向が見られるが、「これまでずっと不漁だったので、仕入価格はあまり変わらない」という。(中島佑子)

このエントリーをはてなブックマークに追加