ワクチンパスポートの申請受け付けが始まった26日、佐賀県内では佐賀市で12件の申請があったほか、鳥栖市や武雄市、西松浦郡有田町などでも申請を受け付けた。

 佐賀市の窓口を訪れた中原徹さん(79)はパキスタンのマラカン大学で研究員を務める。昨年3月に帰佐後、新型コロナウイルスの感染拡大で戻れないでいた。8月にパキスタンへ向かい3カ月間滞在する予定で、現地でワクチン接種済みを示す証明書となる。「やっと研究や大学院生の指導に戻れる」とほっとした表情を浮かべた。

 海外との取引が多いプレス機械製造の森鉄工(鹿島市)は「海外渡航が1年半できていない。今後申請することになりそう」と話し、「対象国が増えれば、もっと活用しやすくなる」と他国との交渉の進展に期待した。(取材班)

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